光回線について知ろう
光回線は文字通り「光」を使ってインターネットを利用します。
光を利用しているって、凄い技術ですね!
一方、以前のインターネットでは銅線を利用していました。電話ケーブルやLANケーブル等ですね。
銅線を利用しているので速度や品質に限界がありましたが、光ケーブルになることで劇的に向上しました。
光回線ってどんなもの?
光回線の略称はFTTH(Fiber To The Home)で、ざっくり言うと「家まで(光)ファイバーだ」という意味合いです。
(戸建で)利用する場合、工事で家の中まで光回線を引き込みます。
↓こんなカンジです
管理人の場合、この光ケーブルの先はルーターに繋がります。
※環境によっては「ONU」と呼ばれる機器を経由してルーターに繋がります。
↓ルーター
意外にシンプルで、これが光回線が利用できる環境です。
契約時にWiFi対応ルーターを選んでいれば、すぐに使い始められます。
どんな光回線があるの?
沢山のサービスがありますが、全国エリアのサービスを提供しているのがフレッツ光とau光です。
その他、エリアによって下のようなサービスがメジャーです。
- 関東:NURO光
- 東海:コミュファ光
- 関西:eo光
- 四国:ピカラ光
- 中国:MEGAEGG
- 沖縄・九州:BBIQ
料金の目安
プロバイダ料を含めた目安です。
戸建:5,000円程度
マンション:4,000円程度
サービス名 | 基本料金 | スマホ割 | プラン/標準サービス |
---|---|---|---|
5,100円 |
なし |
ギガファミリー・スマートタイプ | |
5,200円 | ドコモ 光パック | タイプA | |
4,743円 | ソフトバンク おうち割 | NURO 光G2V/WiFiルータ、ウイルスソフト | |
5,200円 | ソフトバンク おうち割 | ファミリー・ギガスピード | |
5,100円 | au スマートバリュー | ずっとギガ得プラン | |
4,980円 | au スマートバリュー | ファミリータイプ | |
5,700円 | au スマートバリュー | 戸建タイプ | |
4,953円 | au スマートバリュー | 1ギガコース | |
5,550円 | au スマートバリュー | 1ギガホーム |
料金の構成
大きく以下の内訳となっています。
最近は回線とプロバイダ契約が一緒
昔は別々に契約していましたが、最近は一緒になっていることが多いです。
おかげで支払いも1回で済むので改善されていますね!
工事料金は毎月割り引くのが普通
例えば工事料金が24,000円の場合、1ヶ月1,000円で24カ月間の分割支払いとなります。
その上で、1ヶ月1,000円割引され、24カ月利用すれば完済されます。
これが工事費実質無料のカラクリです。
24カ月未満で解約する場合、通常は残りの工事料金を一括で支払うことになります。
実際の速度は公表値の4割程
一般家庭で利用するインターネット回線はベストエフォートと呼ばれます。
ベストエフォートとは「出来るだけ速度が出るように頑張ります!でも、遅かったらごめんね」という感じで「速度の保証はしない」ことを指します。
遅くなる原因は、主に基地局と自宅の距離、インターネット回線やプロバイダの混雑のためです。これにより、実際に出る速度は3割〜7割程度と考えておくとよいでしょう。酷い場合は1割程になることもあります。100MB契約をしている場合、30M〜70Mという計算になります。
一般家庭で必要な速度とは?
多少のWeb閲覧やYoutube視聴程度であれば100MBあれば事足りるでしょう。
ゲームやデータ通信で多用するのであれば1Gの契約を利用するのが無難。
100MBと1GB契約の料金があまり変わらない場合、安定性を考慮して1GBを選ぶことをおすすめします。
光回線の特徴
- 高速
- 安定
大容量の通信とも言われますが、回線を道路に例えるなら高速道路です。
一度にたくさんの車を走らせることができ、渋滞も少なくなります。
また光ケーブルは信号の劣化の少ないため、銅線に比べても通信が安定しています。
メリット
- 速度が速い
- 通信品質が安定している
デメリット
- 多少割高
- 外では使えない
- 開通まで時間がかかる
- 工事が必要