安さを重視するならADSLを検討するべき?
ADSLは安い!
これ、本当です。
ひと昔前まではADSLが主流の時代がありましたし、未だにまだ使われている回線です。
じゃぁ「安くインターネットをする選択肢としてあり?」かと聞かれると、限定的な用途ならありと答えます。
極端に遅い場合も多々あるので、動画は見ない、遅くても良い!ということならOKでしょう
まず、ADSLを知ろう
光回線が光ファイバケーブルを利用して接続するのに対し、ADSL(Asymmertric Digital Subscriber Line)は電話回線を利用します。
電話回線なのでRJ11と呼ばれるコネクタを利用するケーブルです。
ADSLが普及した背景には電話回線が各家庭に引かれていたという背景があります。
既に電話回線のインフラ整っていたので「電話回線でインターネットを出来るサービスを広めよう!」となり、ADSLが普及しました。
というわけで、ADSLを利用するなら電話回線を利用することになります。
接続で使う機器
ADSLモデムというものを使います。
厳密に言うと下記の流れでケーブルをLANケーブルに変換します。
家の電話回線(壁より) > スプリッタ(分岐する機器) > ADSLモデム(ここからLANに変換)
ADSLを利用するならYahoo!BB ADSL
現在サービスが提供されているのはYahoo!BB ADSLというもの。
2019年に新規申し込みが終了しています。
>>Yahoo!BB
速度と料金
東日本で12Mbpsで3,528円となっています。
光回線と比較すると?
光回線は約1Gbpsで5,000円程が相場。
ADSLは約0.012Gbpsで3,528円となっています。
速度と料金の差で考えると、差が釣り合わないと言えるでしょう。
だからこそ光回線が普及したので。。
デメリットを許容できるならあり
デメリットとして大きく下記2点があります。
- 速度が遅い
- NTT電話回線収容局から自宅の距離が遠いほど遅い
収容局からの距離は事前に調べる必要があります。
そしていざ、本当の速度は使い始めないと分かりません。
元々の速度が遅い分、運が悪いと悲惨なことになりかねません。。。
という訳で、これらのデメリット、低速を許容できるならありです!
確かにランニングコストは安いので、検討の材料として確認してみるのもいいでしょう。
(おすすめはしませんが!)
参考
現在利用している企業もまだまだあります。
どういう用途かと言うと「光回線が切れた場合のバックアップ回線」といった用途です。
低速でもいいので多少はサービスを継続できれば良いという考え方ですね。
もちろん復旧したらメインの光回線に切り戻します。
こういう用途でまだまだ利用されてはいます^^