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インターネット契約はとても複雑です。また、契約後に「失敗した!」と感じる人も少なくありません。

 

失敗しないよう、まずは「メジャーな回線の種類」「人気のある回線」を知り、その上でご自分に合ったサービスを検討しましょう。

光回線、ADSL、CATVどれがいい?

インターネット契約の選び方 ブロードNAVI

 

インターネット回線の種類は様々ですが最近の主流は圧倒的に光回線です。
数ある自宅インターネット回線のうち、契約数は74%を超えています。

 

CATV、ADSLはごく一部で利用されているのが現状。

 

光回線が選ばれる理由

「接続や速度が安定している」からです。
その性能は、多くの大企業もメイン回線として利用している程。

 

さらに上を望むなら「公衆」ではなく「専用」の光回線となりますが、こちらは月うん十万円もするサービスです。実質、一般的な光回線がベターな選択肢となってきます。

 

技術的にいうと、動画やWebページはデータとして送受信されます。インターネットは情報を伝達するものなので安定性が大切。一般家庭でも企業でも、動画やWebページがブチブチ切れると困りますからね。

 

 

ADSLが減少傾向にある理由

光回線の普及前、ADSLは主流の回線でした。

 

自宅インターネットの黎明期、自宅にある電話線を利用してインターネットに接続しました。普及させるためには工事など、導入する障壁が少ない必要があったんですね。これを可能にしたのがISDNやADSLで、1990年代のインターネットを支えた主役です。

 

電話線は銅線で出来ていますが、次世代の光回線は光ファイバーを利用しているので通信品質に大きな差があります。
みんながインターネットの重要性を知ってからは、導入の障壁よりも「通信の品質や安定性」が重要視されるようになり、その契約数は徐々に減少しています。ADSLは今では役目を終えつつあるサービスと言えますね。

 

 

CATVが一部な理由

ケーブルテレビは文字通り「テレビ」がメインのサービスです。その付加価値として「インターネットを利用できる」サービスを提供しています。

 

「テレビと合わせてインターネット契約ができる」ため、有料テレビの利用者が「合わせて一緒に契約する」ことが多いと考えられます。
※引っ越しの時に多くの契約を結ぶのは面倒ですからね。

 

「インターネット」がメインのサービスではなかったせいか、CATVは全体的に「通信の品質」が良くない評判を聞くことが多いです。一度契約すると乗り換えも難しいので「インターネット」をメインで考えるならCATVは選択肢から外した方が良いかと思います。

 

光回線でシェアの高い、人気のサービス

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NTT東西のシェアが圧倒的に高いです。インターネットと言えば「フレッツ光」というイメージがありますね。光回線の契約数のうち、実に68%以上を占めています。

 

そしてNTT東西のうち約半数は他社が販売しています。別名「光卸」や「フレッツ卸」と呼ばれる、NTTの光回線を他社が提供するインターネットサービスです。

 

 

NTTのシェアが高い理由

歴史的な背景として、過去に国内通信市場は日本電信電話公社(電電公社)の独占市場でした。「インターネットするならNTTと契約」という状況ですね。
独占状態では発展がないため、競争原理が導入される目的として、1985年にNTTとして民営化されました。

 

民営化したとはいえ、インターネットを実現している通信インフラの大部分はNTTが所有しています。この背景からシェアが高い理由も理解できます。

 

ドコモ光などの卸電気通信役務

法律が改正され、NTTが所有する「光回線」をプロバイダーなどの他社が販売・契約できるようになりました。
※市場を活性化し、世界最高レベルの情報インフラを普及・発展させる目的です

 

元々複雑だったインターネット契約が、より一層分かり辛くなりましたね。。。

 

 

とはいえ以前より光回線を安く利用できるのが「卸売系のサービス」です。これも、ぜひ検討したいところ。

 

ただし回線をNTTから借りている都合上、通信の優先順位は低いようです。そのため「インターネットが遅くなった」という声もありますので、安くなる分デメリットもあると認識しておきましょう。

 

 

NTT系回線

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NTTのインターネット回線を利用するサービスを2つご紹介。

フレッツ光

NTT東西が提供している「フレッツ光」。光回線の中では最もメジャーどころでしょう。評判も良く迷ったらNTT回線。

ドコモ光

【卸売系】NTTの光回線を利用して、NTTドコモが提供しているサービスです。利用者の契約先はNTTドコモとなりますが、その分ドコモスマホの割引が使えます。
またプロバイダー契約も含まれますので、別途プロバイダーと契約する必要もありません。

 

 

KDDI系回線

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KDDIのインターネット回線を利用するサービスを2つご紹介。どちらもauスマホのスマートバリュー(スマホ割引)を利用できます。

 

auひかり

KDDIが提供する「auひかり」。評判も良くおすすめ出来る回線です。

So-net光コラボレーション

【卸売系】ソニーネットワークコミュニケーションズ(So-net)が提供している光回線サービスです。So-netは昔から有名なプロバイダーですね。こちらもプロバイダー契約が含まれますので、別途プロバイダーと契約する必要もありません。

 

 

その他回線

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現在のシェアは低いですが、これから伸びてくるであろう優良サービスをご紹介。
NURO光はソフトバンクスマホの割引があります。

 

NURO光

GPONという技術を利用し、下り最速2GBを実現したサービスです。

 

2018年現在、NURO光以外に日本国内でGPONを使っているサービスはありません。フレッツ光やauひかりはGEPONを利用していますが、So-netは「高品質なサービスを提供」するため、苦労して実現させました。評判は非常に良いです。

 

低価格と良質なサービスが評判でコスパならNURO光。
2018年には関西・東海にもサービス提供エリアを広げています。

 

またプロバイダー契約も含まれますので、別途プロバイダーと契約する必要もありません。プロバイダーはSo-netとなります。

 

 

まとめ

家族で利用することを考えると「安定度」の高い光回線がおすすめ。

 

基本的に使い放題で、誰がどんな使い方をしても高速なので安心♪
できれば併せてWiFiルーターも一緒に使いたいですね。

 

NURO光ならWiFiルータが標準で付いてきて、コスパ的にもおすすめ。

 

もっとメジャー処がいいならNTTのフレッツ光。
その次はauひかりという順です。

  • 光回線がメジャー
  • NTTのシェアが高い
  • 迷ったらNTTでOK
  • コスパならNURO光

 


 
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