【戸建編】光回線の相場とサービスを比較しよう
光回線を探すにあたり「だいたいどれくらいが相場?」と疑問に思う事でしょう。
安くない買い物をするのですから、当たり前ですね。
なお「3ヶ月間、月額無料」「(このプランなら)〇〇円割引き」といった各社のサービスと組み合わせて販売されるため、実際にかかる料金が分かり辛くなっているのが現状です。念頭においてください。
戸建向け光回線の月額料金推移
厳密な価格の比較ではありませんが、目安とできる数値があります。
平成28年の調査では「おおむね5,000円/月」とされています。※1
比較できる回線として、ADSLやモバイルルータが3〜4,000円/月程度であることを考えると少し割高感があります。
5,000円でも使うメリット
光回線は「固定系ブロードバンド」と呼ばれますが、移動可能なモバイルルータ等と比較して、以下のメリットがあると回答されています。
- 通信の接続、速度等が安定
- 大容量の通信が必要だから
- 固定系サービスはセキュリティが高いと思うから
概ね光回線の長所通りですね。
ですが、セキュリティに関しては多少誤解があるかもしれません。
※「WiFi電波を利用しない」という意味では、不正な外部アクセスを除外できます
これらのメリットを含め、高いと見るか、そうではないかは人次第です。
家族で利用するなら、押さえておきたいポイント
家族で利用するシーンを想像してみると、押さえておきたいポイントがあります。
- 動画を視聴する →大容量通信
- みんなで使うから、安定したネット環境がいい →接続性
- スマホとパソコンなど、家族が同時に利用する →通信量無制限
ADSLは「高速」「接続性」に不安要素があり、モバイルルータは「実質の使用量制限」などを含め、全てに不安要素があります。家族で利用するなら、ご自分の利用シーンについて考えてみましょう。
トータルのバランスで光回線をおすすめします。
サービス比較
下記の一覧はプランやサービス内容、時期によって料金が変わるため、あくまで目安としてください。
なお、最近はほとんどのサービスで「プロバイダ料込み」になっていて、「初期費用(工事費)実質無料キャンペーン」も合わせて実施されています(こちらは時期により変動しますので要確認)
サービス名 | 基本料金 | スマホ割 | プラン/標準サービス |
---|---|---|---|
5,100円 |
なし |
ギガファミリー・スマートタイプ | |
5,200円 | ドコモ 光パック | タイプA | |
4,743円 | ソフトバンク おうち割 | NURO 光G2V/WiFiルータ、ウイルスソフト | |
5,200円 | ソフトバンク おうち割 | ファミリー・ギガスピード | |
5,100円 | au スマートバリュー | ずっとギガ得プラン | |
4,980円 | au スマートバリュー | ファミリータイプ | |
5,700円 | au スマートバリュー | 戸建タイプ | |
4,953円 | au スマートバリュー | 1ギガコース | |
5,550円 | au スマートバリュー | 1ギガホーム |
「スマホ割引」でお得に利用
各社でスマホ割引きが実施されています。
スマホ割引きとは、対応する回線と契約することで、家族のスマホ1台毎に割引を適用できるサービスです。
スマホに割引きが適用されますが、通信費全体は安くなるはずです。
1人1,000円割引きとなる場合、4人で4,000円という計算になります。
ネット料金を下げるため「スマホのキャリアから光回線を選ぶ」というのも1つの賢い方法です。
標準サービスにも注目
各社標準のサービスも様々で、例えばWiFiルーターやウイルスソフトが付いてくるサービスもあります。
これらのサービスは代理店が独自で行っているものもあり、申し込み先によって違ってきます。
時期によって内容が違うため、最終的にはご自分で確認する必要があります。
まとめ
戸建光回線の相場は概ね5,000円です。
家族で利用するならトータルのバランスを重視することをおすすめしますので光回線はベターな選択肢です。
その上で「スマホ割引」と「標準サービス」も検討しましょう。
最近の回線はサービスも似通っていますので、差が出るのは「利用者の環境」です。
- 概ね5,000円が相場【戸建光回線】
- 光回線はバランスが良い
- 「スマホ割引」も考慮しよう
- 「標準サービス」にも違いがある
※1 出典:総務省 [ 電気通信市場の現状について ]
http://www.soumu.go.jp/main_content/000450945.pdf